肺塞栓症で緊急入院していた松尾貴史(61)が28日、ツイッターを更新し「肺塞栓症で港区の病院に滞在して治療をしておりましたが、昨日27日、無事退院いたしました」と退院を報告した。

松尾は14日に、肺塞栓症で緊急入院した。所属事務所の古舘プロジェクトは翌15日、松尾は「鴎外の怪談」で鴎外役を務めていたが、緊急入院したため16日の長野・上田市交流文化芸術センター、19日の山形・東ソーアリーナ(延期検討中)25日の滋賀・びわ湖ホールの好演が出来なくなったと報告していた。松尾は「応援してくださる皆様並びに関係者の皆様にご心配をおかけし誠にすみません。中止になってしまった長野と滋賀の公演を楽しみにして下さっていた皆様、共演者、スタッフの方々にもひたすら申し訳がありません」(コメントは原文のまま)と謝罪した。

松尾は17日にツイッターで「14日に肺塞栓症の治療のため入院致しました。二兎社『鴎外の怪談』東京公演後に体調異常があり、検査を受けたところ、緊急入院となりました」と説明。「年内は治療と療養に専念し、年始からは元気に活動を再開する所存ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます」と年始から活動を再開するとしていた。

松尾は「皆様にご心配、ご面倒、ご迷惑をおかけしました。経過はすこぶる良好で、自覚としても順調に回復し、元気はみなぎっています。大事をとって、年内は静養し、体力の回復に務めます」(原文のまま)と経過は良好だとした。

肺塞栓症は血液が固まった血栓が血液の流れに乗って肺動脈をふさいでしまう病気で、息切れなどの症状があるという。