NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の14日に放送された第52話の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、ドライブの帰りに錠一郎(オダギリジョー)から思いを伝えられたるい(深津絵里)。しかしるいは額の傷を気にして錠一郎の気持ちを受け入れることができなかった。コンテストに向けて調子の上がらない錠一郎の様子から、るいがなかなか返事ができずにいることを知ったベリー(市川実日子)は激怒した。

るいは、錠一郎とコンテストの衣装選びをする。店で返事を聞く錠一郎。るいは意を決して額の傷を見せる。試着室でそれを見た錠一郎は、黙ってるいを優しく抱きしめた。