NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第58話が24日に放送された。朝の情報番組「あさイチ」も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

この日のあらすじは、るい(深津絵里)は、東京から帰ってきた錠一郎(オダギリジョー)の口から信じられないような言葉を聞き、大きなショックを受けた。そんなるいをクリーニング店の平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)が気遣う。そんな時、東京からきた笹川奈々(佐々木希)と一緒に歩く錠一郎の姿を見かけたトミー(早乙女太一)は錠一郎を問い詰める。トミーを介して真実を知ったるいは錠一郎の元に駆けつけた。「何で言ってくれなかったんですか。一緒に苦しみたかった」と迫った。錠一郎は「僕といたらあかん。不幸にしたくない」と言う。るいは「何が私の幸せか勝手に決めないで」と話した。

その後、店を訪れたベリー(市川実日子)に、るいは「ジョーさんと幸せになることはあきらめない」と宣言した。

あさイチMC陣もこの日の内容に、まずはホッとした表情。鈴木奈穂子アナウンサーは「(るいが)ちゃんと決意を…。いい表情でしたね、最後」と話した。博多大吉も「前を向いてね」と応じた。華丸は「早めに誤解が解けてよかったですね」と話した。

さらに社長令嬢・奈々(佐々木希)について、華丸は「佐々木希ちゃんが僕かわいそうになってきちゃった」と役柄について話した。鈴木アナは「最初警戒していましたからね。素晴らしい方でした」。「実際はジョーのことを一生懸命にね」と大吉は語った。「ちゃんと別でホテルをとってましたからね」と華丸。「旅館で2人でお茶飲んでいる時はどうしようかと思っちゃった」と振り返った。「ベリーちゃんとトミーさんもみんな素晴らしい」と鈴木アナは話した。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。