NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第59話が25日に放送された。朝の情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

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※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、錠一郎(オダギリジョー)はるい(深津絵里)の気持ちを受け入れることができなかった。そんなある日、ラジオから流れる“On the Sunny Side of the Street”を聞いたるいは、いてもたってもいられなくなり、錠一郎の元に駆けつけた。そこにいたのはトミー。一緒に病院に行くことになっていたのだった。

るいとトミーは車で以前みんなで行った海に駆けつける。錠一郎は海に入ろうとしていた。るいも海に入り、錠一郎を抱きしめる。錠一郎は「暗闇なんや。どこへ歩いて行ったらいいかわからない。サニーサイドが見えない」と言う。るいは「怖がらんでいい。私が守る。あなたとひなたの道を歩いていきたい」と抱きしめる。

あさイチ冒頭、鈴木奈穂子アナウンサーの目は潤んでいた。「ちょっと…いやあ…」と言葉にならなかった。「間に合いましたね。間に合って良かった」と話した。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。