ジャニーズ事務所の4人組ユニットふぉ~ゆ~の越岡裕貴(35)が、映画「まくをおろすな!」(来年公開予定)に主演することが28日、分かった。普段は主に舞台で活動しており、映画初出演で初主演となる。

同作は演劇ユニット「30-DELUX」主宰の清水順二が映画初監督を務めるオリジナル作品。19年、20年と上演された舞台「のべつまくなし」シリーズをベースに、実際に江戸で起こった大事件や実在の人物たちを新解釈で結び付け、歌やダンス、殺陣、アクションを盛り込んだミュージカル時代活劇だ。越岡の後輩で、ソロの俳優として活動する室龍太(32)高田翔(28)寺西拓人(27)原嘉孝(26)も出演する。

98年のジャニーズ事務所入りから24年。初の大役となった越岡は、主人公の紀伊國屋文左衛門を演じる。「映画出演の経験もなく、さらに主演と聞いて、いまだにドッキリなんじゃないかと思っている状況の中コメントしております」と心境を説明。「映画未経験なので、周りのすてきな共演者の皆さまからいろいろ吸収して、1人でも多くの方に楽しんでもらえるような、勇気付けられるような作品になるよう全力で励みたいです」と誓った。

ふぉ~ゆ~メンバーの映画主演は初めて。リーダー福田悠太(35)は「ついにふぉ~ゆ~から映画主演者が出てしまいました。パニックです。でっかいスクリーンでコッシー(越岡)を見た時に涙をふくためのハンカチを買いに行ってきます」とコメントを寄せた。