光石研(60)が4日、都内で、初エッセー「SOUND TRACK」の取材会を開催した。

ファッション、仕事、ライフスタイル、故郷などについてつづった。俳優として活躍しているが、自分が出演した作品はあまり見ないという。エッセーができた感想を問われ「自分のことだから恥ずかしくて、いまさらおやじのこと読んでもなって思って(笑い)。映画やドラマも自分が出ているのはあまりみないんですけど、それ以上に恥ずかしくてみられないなって」と笑った。

タイトルは即決だったという。「直感で、なんとなく音楽にまつわる題名がいいなって思っていて。だけど俳優で主戦場は映画やドラマで、音楽と俳優がリンクするのないかなって考えたら、思いついて。これいいんじゃないかなって。響きもよくて、割と即決な感じで決まりました」と明かした。

読んで欲しい人を問われ「逆にだれが読むんですかね。ファンもいるか疑問なんですけど」と笑った。そして「僕のことを作品で見てくださった方がちょっとだけ光石研はこうなっているんだと裏側を見てくれたらうれしいですね。役とは違う側面を見てほしいですね」と話した。