24日に放送された女優黒木華(31)主演フジテレビ系連続ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」(木曜午後10時)の第8話の平均世帯視聴率が6・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と25日、分かった。

平均個人視聴率は3・3%だった。

黒木演じる瀬古凜々子は大手出版社・クスノキ出版が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の編集部員。他人の気持ちや場の空気を読むことは苦手だが、優れた洞察力を生かし矛盾や誤りを見抜く能力にたけている。そんな能力を認める執行役員の仁和正樹(安藤政信)から「カンフルNEWS」の立て直しを命じられ、経理部から異動してきた。

編集部には、凜々子の同期・根津道春(溝端淳平)や中身の薄い男・下馬蹴人(野村周平)、シングルファーザーの椛谷静司(野間口徹)、漫画誌志望だった一本真琴(石井杏奈)らの編集部員がいた。凛々子は「PV(ページビュー)数を伸ばす」という目的のために取材をし、記事をアップしていくことで、世の中で必要とされていないと思っていたネットニュースの仕事を少しずつ意味のあるものに変えていく。

第8話で、根津は、新聞社に勤務している元カノの阿久津舞衣(小林涼子)から「私たち、やり直さない?」と告白される。突然のことに戸惑う根津に、舞衣は「急がないから少し考えてみてほしい」と言うと、カバンの中から封筒を取り出した。それは、新聞社にタレコミがあったという、シェアサイクルベンチャー「レンチャリ」の社長・城島久志(森岡豊)と若い女性の密会写真だった。

根津は、ネタ会議で城島のネタを凛々子たちに伝えた。大ネタに盛り上がる下馬や真琴たち。だが根津は「不倫ネタをいま扱う意味はあるのか」と疑問を投げかける。根津は、舞衣から「社会の裏側を暴く記者になりたいという夢はゴシップサイトにいてかなえられるのか」と言われたばかりだった。すると凛々子は、根津がやらないのなら自分が取材をすると宣言する。

ほどなく、カメラマンの笹目(寛一郎)が、若い女性とキスをしている城島の写真を押さえる。だが、凛々子がその件で城島本人を直撃すると、なぜか城島は「息子のことなら私は一切関係ない!」と言って去ってしまう。

ネットの書き込みから、立東大学に合格した城島の息子の恭平(新原泰佑)に裏口入学の疑惑があることを知る凛々子たち。ところがその立東大学の学長は、なんと根津の父・道真(飯田基祐)だった。