モデルで女優の吉田あかり(18)が、夢の階段を駆け上がっている。昨年は映画主演、連ドラ出演、グラビアデビューを経験。勢いに乗る吉田が、日刊スポーツの取材に応じた。

「去年は私にとって、やっとスタート地点に立てたと思える1年でした」。女優としてフジテレビ系ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」に出演し、TBS系「サンデー・ジャポン」などバラエティーもこなす。今月からファッション誌「JELLY」の専属モデルを務めるなど仕事は好調だ。

昨年末初グラビアに挑戦した「週刊プレイボーイ」では、来月表紙への登場が控えている。ハイペースで誌面を飾り、手応えについて「正直あります(笑い)。とってもうれしいです。何かで1等賞を取ったことがなくて。グラビアは自分自身じゃないですか。その自分自身で1番を取れたらいいなって思いました」。

13歳で芸能界入り。幼少期にランウエーを歩くモデルの映像に憧れ「テレビの中の人になりたかったんです」と振り返る。モデルとしてキャリアをスタートし、仕事に恵まれない時期も過ごしたが「当時の私はお仕事が100あるなら100行きたかった。エキストラでもどんな役でも、芸能界というものに触れているのが楽しくって」と、天職だと感じている。「早くあのスポットライトに入りたい、自分にもカメラを向けて欲しい! みたいな。めちゃくちゃ野心を持ったエキストラでした(笑い)」

ジャンルレスに仕事に取り組み、多方面から求められる今の状況を「夢みたい。自分が漫画の中に入ったような気分」という。今春の高校卒業後は、芸能界活動一本だ。不安を聞くと「小さい時から芸能界以外の夢を持ったことがないので、この先何かが起きたとしても、私は絶対芸能界にいたい」と即答する。誰かを目標とするのではなく、目標とされる存在になりたいといい、理想は「若い世代を引っ張っていけるアイコン」。吉田は「その世代で1番になったら、自分が見ている先輩

や憧れている人と同じところに立てると思うんです。その時代を引っ張っていく人になりたい。めっちゃギラギラしちゃった(笑い)」

このエネルギーで、大きな夢をかなえていく。【遠藤尚子】