「第36回日本ゴールドディスク大賞」(一般社団法人日本レコード協会)が14日、発表され、YOASOBIとAimerが、「特別賞」をそれぞれ受賞した。

「特別賞」は、対象期間中(昨年1月1日~12月31日)、音楽産業に大きく寄与し、その年のレコード産業を象徴する活躍となった人物や作品に贈られる。Aimerは、昨年デビュー10周年を迎え、アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」のオープニング、およびエンディング曲の「残響散歌/朝が来る」が話題となった。

Aimerは「いつも応援してくださるみなさん、10年の間に出会ってくださった全てのみなさんに、感謝しています。本当にありがとうございます。これからもたくさんの人に届くような、それでいて1人1人の方に寄り添いその心を少しでも守れるような音楽を、作り続けていきたいです」。

またYOASOBIも、「怪物」が「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(邦楽)など4冠を獲得したほか、ヒット曲「夜を駆ける」が、同協会ストリーミング認定史上初のダイヤモンド作品(累計再生数5億回突破)として認定されるなど、さらに勢いを感じさせる1年だった。

メンバーは「アーティストとしての『特別賞』、非常にうれしく思います。本当にありがとうございます。今回、賞をいただいた『怪物』に限らず、他の楽曲においてもたくさんの方が聞いてくださったことで、このような賞をいただくことができたと思っております。いつも応援してくださっている全ての皆さまに感謝いたします。これからもYOASOBIらしく、さまざまなことにチャレンジしていけたらと思います」とコメントした。