川栄李奈(27)、お笑いコンビのハライチが3日、都内で、声優を務める「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」完成披露試写会(橋本昌和監督、22日公開)に出席した。

アニメ「クレヨンしんちゃん」の30周年、劇場版30作目の記念作品。主人公野原しんのすけの“本当の母親”を名乗る、くノ一・屁祖隠(へそがくれ)ちよめの声を演じる川栄は「家族愛、友達と団結することの大切さが描かれています」とアピールした。

台本やせりふ覚えのよさが知られる川栄だが、しんちゃんから「どれくらいで覚えられるの?」と聞かれると「2回読めば大体覚えられます」と自信を見せた。共演のハライチから「天才!」ともてはやされると、「盛りました!3回!」とすぐに訂正して笑わせつつ「小さい時から暗記力がよくて。社会とか、暗記の勉強は好きでした」と語った。川栄は、8日まで放送予定のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロインを務めている。

イベントでは作品にちなみ、ハライチが手裏剣投げに挑戦した。横に構えた岩井勇気(35)の投げた手裏剣は弧を描いて木の板にはじかれ、「なぜダーツ方式で投げてしまったのか」とガックリ。澤部佑(35)の手裏剣は勢いよく板に突き刺さって成功するも、直後に膝から崩れ落ち「おじさんだから急に…」と、痛めた腰をさすっていた。