NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の6日に放送された第110話の平均世帯視聴率が18・1%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第96話の19・5%だった。

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同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」がいよいよ始まった。その頃、ひなた(川栄李奈)はアニー(森山良子)が飛び立つ関西空港に向かっていた。到着後、急いでアニーを探したが飛行機の出発時間になり、アニーを見つけることが出来なかった。電話でるい(深津絵里)に「ごめん、お母ちゃん。堪忍や」と謝った。会場では錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)のセッションが始まった。ひなたが会場に戻ってくると、飛び立ったはずのアニーが入り口に立っていた。「おばあちゃん」と、ひなたが声を掛けるとアニーは駆け足で逃げた。急いで追いかけるひなた。その頃、控室で出番を待っているとるい(深津絵里)のもとに、親友の一子(市川実日子)が現れた。そして一子が入れたお茶を飲みながら「今日はお母さんに届けるために歌うつもりやった。けど、お母さん自身がもう私に会わないと決めてるんやったら、歌う意味あるんやろか…」と、これまでの母のことを話し相談した。