草なぎ剛(47)が9日、都内で、出演映画「サバカン SABAKAN」(金沢知樹監督、8月19日公開)とのタイアップが決まった回転ずしチェーン「スシロー」の大創業祭の発表会見に出席した。

同作にサバずしが登場することから、スシローでサバずしを提供するほか、映画に関連する商品を企画開発中だという。ステージに設営されたスシローの店舗に座るシーンで登場した草なぎは「人生初めてのおすし屋さんでの登場です。おすしは大好き。先日も、スシローの神楽坂店に行きました」。

映画については「80年代を時代背景に、昭和感あふれるノスタルジーあふれる作品です。故郷を懐かしんだり、忘れかけているあの子どものころの時代を取り戻せる、心温まる映画になっています」と説明した。

同作は、86年の長崎を舞台に、イルカを見るために冒険に出る2人の少年の友情と家族との愛情の日々を描く。主演は番家一路(11)。ほか原田琥之佑(12)尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほりらが出演。草なぎの所属事務所CULENが、草なぎ主演作「ミッドナイトスワン」に続いて製作する。

この日は草なぎとともに、番家と原田も出席し、スシロー大創業祭の新作ずしを試食した。ダブル生サーモンを食した番家は「いろんなサーモンを食べてきましたが、その中で一番おいしいです」。生け締めマダイを食べた原田も「脂がのっていておいしいという言葉しかでない」。カンパチやウナギを食べた草なぎは「うまいとしか言えない。ウナギはおいしいので、映画のタイトルもウナカンに変えたいですね」。映画とスシローのタイアップには「好きな人たちとおいしいものを食べられるのは幸せですよね。映画を見て、スシローに行って、今年の夏はいい夏にしてもらいたいです」と話した。