元プロサッカー選手の中西哲生氏(52)が17日、都内で、サイクリングイベント「ツール・ド・東北2022」の記者発表会に出席し、大会への思いを語った。

9月17、18日に19年以来、3年ぶりにリアル開催することが決定。大会を盛り上げる「ツール・ド・東北フレンズ」の中西氏は「無事にレース当日を迎えられることを心から祈りたい。地元の方とふれあうことがすごくうれしいです。前後の方とふれあいながら走れるのがすごく楽しい」と思いを明かした。

同大会は、東日本大震災の復興支援に13年からスタート。第1回から大会に携わる中西氏は「サンマのつみれ汁が本当においしい。朝ごはん食べずに行きます。そこのおばちゃんたちがめちゃめちゃ元気。ほとんど親みたいな」とコースで振る舞われる名物を心待ちにした。

イベントで、お笑いトリオ、パンサーの尾形貴弘(45)とモデル道端カレン(42)がバーチャルで宮城・野蒜海岸を走行すると、「震災の取材で野蒜海岸ずっと取材しているので、このあたりの風景見ていたので、あのまんま」と感慨深そうに話した。続けて「空がたくさん映るのがいい。広く空が見えるところもすごくいいなと思いました」とバーチャルの魅力をアピールした。