前千葉県知事のタレント森田健作(72)がパーソナリティーを務めるFM NACK5「森田健作 青春もぎたて、朝一番!」(日曜午前5時30分)とニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」(月曜午後6時20分)の収録が17日、都内のスタジオで行われ、ゲストに歌舞伎俳優中村芝翫(56)が出演した。

芝翫は今年1月に新型コロナウイルスに感染。「本当に死ぬかと思いました」と振り返った。

そもそも、息子たちが1月の歌舞伎座の1部に出演していて、芝翫の出演は2部。1部の出演者に感染者が出て、息子たちが濃厚接触者になったことから、芝翫もホテルに泊まるように指示を受けた。ところが、その後に、感染してしまったという。

オミクロン株は比較的軽傷だとの報道もあったが「そんなことはありません。せき込むのに、あごを押さえないと痛くて仕方がなかった。落ち着いてからの1週間ほど声が出ませんでした」。1人だけ家族から隔離され、ネットで食料を注文してしのいだという。「軽症だと言われますが、油断してはいけません。これから夏休みもありますから」と訴えた。

芝翫は昨年から今年にかけて、女性との密会などが女性週刊誌に報じられたが、本人は否定した。もっとも夫婦関係は良好なようで、3人の息子たちが両親を食事に誘い、サプライズで妻三田寛子(56)のデビュー40周年のお祝いをしてくれたという。芝翫は「息子たちがいろいろと気にかけてくれますね。子育てではなく、妻とは、親育てをさせもらっているんだと話しています」と笑顔を見せた。

収録を終えた森田は芝翫について「本当に歌舞伎を愛しているんだなと思いました。それと、奥さんと息子さんを愛していて、家族愛を感じました」。

NACK5は22日、29日、ニッポン放送は23日放送。