LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z～Dreams for children～」男性部門最終オーディションがこのほど、東京・日本武道館で行われ、平均年齢15.2歳の6人組「LIL LEAGUE」がグランプリを獲得し、同社所属が決定した。

男性部門プロデューサーのSHOKICHI（36）がグランプリを告げると、メンバーは涙ながらに抱き合った。同じくプロデューサーのAKIRA（40）も「決め手は彼らのハッピーになるパフォーマンス。これまでのEXILE TRIBEにはないカラー」と早速、新風に期待を寄せた。

男女含めて、同社史上最多となる総エントリー4万8000人から、男性部門は19人のファイナリストが、3つのグループに分かれて最終審査に臨んだ。若い力と勢いをバイブスに変えてほしいと名付けられた「LIL LEAGUE」は、この日もボーカル、ラップ、ダンスと高いクオリティーで、会場の1万3000人をとりこにした。

総合プロデューサーのHIRO（52）も「未来が想像できました」と太鼓判を押した。7月から開催のEXILEの全国ドームツアーなどでオープニングアクトを務めることも決定。岩城星那（17）は「全力を尽くして頑張ります！」と、LDHの男性グループ最年少デビューを目指す。【大友陽平】

 

○…HIROは最終審査後、今回は惜しくもグランプリを逃した2グループのメンバーについて「ポテンシャルの高いメンバーがいっぱいいた。それこそSHOKICHIも1回オーディションに落ちて、またはい上がってEXILEになっていたり、いろいろな物語があるので、彼らとの出会いを大切に、新しい物語を提供できるようにしたい」と今後の可能性も示した。また登坂広臣（35）がプロデューサーを務める「iCON Z」女性部門も現在進行中で、今後の展開も注目される。

また、同オーディションの模様を放送してきたテレビ東京系「夢のオーディションバラエティー　Dreamer Z」（日曜午後9時）で司会の木梨憲武（60）や大久保佳代子（51）も会場に駆けつけた。木梨はLIL LEAGUEを「おめでとう！」と祝福しつつ、ファイナリストの面々にも「やっと生で会えた！」と興奮していた。最終審査の模様は、今月29日に放送予定。