NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の26日に放送された第34話の平均世帯視聴率が16・1%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。平均個人視聴率は9・0%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、沖縄の比嘉家では、良子(川口春奈)が金吾(渡辺大知)の求婚を受け入れ、両家の顔合わせが行われることに。だがその場に、石川(山田裕貴)が乱入。賢秀(竜星涼)が引き離そうとするが、石川は「良子のことが好き」と告白する。さらに「必ず幸せにしてみせます、良子、俺と結婚してくれ」とその場でプロポーズ。良子は金吾に「ごめんなさい」と謝り、「石川博夫さんと結婚します」と抱き合う。それを見た金吾は「良子さんを必ず幸せにしてください」と石川に言い、笑顔をつくって去っていく。

東京では、暢子が勤め先のレストランでオーナーの房子(原田美枝子)を相手に「負けたらクビ」のペペロンチーノ勝負に挑む。先の順番で作ることになった暢子は研究の成果をぶつける。