NHKは2日、東京・渋谷の同局で定例会長会見を行い、先月21日放送の「チコちゃんに叱られる!」において、出演したマナー講師の振る舞いがネット上で批判を集めていることについてコメントした。

番組内では、マナー講師の厳しい指導に女性スタッフが涙するシーンなどが放送された。批判を受け、担当者は「真摯(しんし)に受け止めて、制作現場でもさまざまな検討に入っている。今後の制作に生かしていきたい」と対応を説明。今後の演出については「基本的に視聴者の方を不快にさせることを望んでいない。そういう観点を現場に下ろして、いい番組を作ることを検討している」と述べた。

前田晃伸会長は「批判をいただく様なことはあってはいけない。こういうご意見は真摯(しんし)に受け止めて対応したい」とした。