松尾潤(21)が16日、都内で、映画「さよなら、バンドアパート」(宮野ケイジ監督、7月15日公開)舞台あいさつに出席。同作で挑戦したドラムについて話した。

松尾はドラムに挑戦し「メトロノームをかけながら練習をしていて、2週間くらいやっていると夢でも流れてきて『練習しなきゃ!』ってなっていました」。演奏した曲も難しかったと話し「たたけるようになるのかどうか…と思っていたのでクリア出来て良かったです」と笑顔を見せた。

同作を「実際に演じてみて、夢を追いかけることの楽しさ、苦しさ、ぶつけようのない怒りが湧いてきたりして、いろんな感情に出会った作品です」と振り返った。

また、自身も音楽をやっていたという宮野監督は同作の映画化を「自分の記憶の奥底に追いやっていた記憶を引き戻された感じだったので、その思いを映像にしたいと思いました。この作品は97分かけて主人公が青春に向かっていく映画だと思っています」と明かした。

同作は、実体験に基づくリアルすぎる描写が共感を呼び、9カ月で書籍化したjuJoeのボーカル、ギターの平井拓郎氏による同名小説。

清家ゆきち(31)森田望智(25)小野武正(33)、原作者の平井拓郎氏も出席。