女優波瑠(31)の主演するフジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10時、初回15分拡大)の初回世帯視聴率が19日、7・4

%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と分かった。個人平均視聴率は4・1%だった。

住まいに新たな価値を創り出す「住宅リノベーション」をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題の“魔物”に立ち向かう。波瑠演じる主人公・真行寺小梅と、間宮演じる福山玄之介がコンビとなり、奮闘する。

初回で、玄之介は、バツ2で7歳の息子進之介(岩川晴)を育てるシングルファザー。脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働くが、人の良さからくる押しの弱さでいまだ成約ゼロ。父で社長の蔵之介(遠藤憲一)や、福山家の三男で設計士の弟・竜之介(吉野北人)からは、営業マンとしての将来を不安視されている。

そんなある日、蔵之介が趣味の山登りで知り合い、意気投合したという小梅が、助っ人としてまるふく工務店に転職してくる。小梅は、経験に基づいた豊富な知識と優れた観察眼を武器に、大手リフォーム会社の営業エースとして活躍。玄之介も、その手腕にかつて苦い思いをした1人だった。

小梅が玄之介の教育係を兼ねる形でコンビを組むことになった2人は、早速、リノベーションの見積もり依頼があった家へ。向かったのは、西崎万智(中山美穂)和則(寺脇康文)夫妻が暮らす築60年の一軒家。和則は、昔ながらの間取りや縁側など古いものを一掃し、広々としたリビングと和モダンのキッチンを作りたいと意気揚々。玄之介は、家主である和則がリノベーションに意欲的なことから、早くも成約への手応えを感じる。だが、一方の小梅は、営業マンとしての玄之介を0点と酷評する。

後日再び西崎家を訪れると、そこには、上司の有川拓(原田泰造)に命じられて相見積もりに来た、小梅のかつての後輩・久保寺彰(金子大地)の姿が。小梅は久保寺を見て明らかに動揺した。