お笑いタレント出川哲朗(58)が27日放送のNHKドキュメンタリー「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演した。「出川哲朗という道~リアクション芸人・出川哲朗~」と題し、100日間に及ぶ密着映像が公開された。 

番組最後に、恒例の「プロフェッショナルとは」とのお題に出川が答える場所はなんと、32年前にリアクション芸でブレークのきっかけになったジェットコースターの上。出川は「いや意味わかんない。普通の番組ならわかるんですけど、何で『プロフェッショナル』でジェットコースターなんですか」とボヤキつつ乗り込んだ。

ジェットコースター走行中に「プロフェッショナルとは」と出された横断幕を見て答える、ブレーク当時の企画さながらの形。出川はコースター出発後、スピードにおびえながら「こんなとこで言うのかよ~!なんで今なんだよ~」とブチ切れ。「ぶれないこと、ぶれないこと、ぶれないで自分…!」と答えるが、なかなか最後まで言い切れない。ようやく「ぶれないで自分の好きなことをやり続けること! それを仕事としてやっている人はみんなプロフェッショナルなんじゃない! オレもプロフェッショナルになりた~い! オレもプロフェッショナルになりた~い!」と絶叫した。

出川はコースターが止まると、息も絶え絶えに「こんなんじゃない、こんなの『プロフェッショナル』じゃない。スタジオ、セット、暗いところで(語る)」と文句を言いつつも「今までジェットコースターに乗って『プロフェッショナル』言った人いる?」とスタッフに質問。いないと聞くと「オンリーワン。じゃ、いいか」と満足そうな笑顔を浮かべた。