22日放送の女優波瑠(31)の主演するフジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10時)第6話世帯視聴率が23日、6・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と分かった。

初回から7・4%、6・7%、6・7%、6・2%、6・1%だった。

個人視聴率は3・6%。

初回から4・1%、3・8%、3・7%、3・5%、3・4%だった。

住まいに新たな価値をつくり出す「住宅リノベーション」をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題の“魔物”に立ち向かう。波瑠演じる主人公・真行寺小梅と、間宮祥太朗(29)演じるシングルファーザーの福山玄之介が、福山家が経営する「まるふく工務店」の営業職のコンビとなり奮闘する。

第6話で、依頼者にとことん寄り添う人情家な一面にお人よしすぎるとあきれながらも、次第に玄之介に引かれる小梅。玄之介もまた、小梅に仕事上の尊敬の念以上の思いを抱き始めていたが、その先にはまだ踏み出せずにいた。

そんな2人のもとに、10年越しでマンション購入の自己資金をためた会社員・飯星靖子(真飛聖)から、築19年の中古マンションを購入してリノベーションしたいと依頼が入る。ヘンテコな間取りに目がない靖子は、独身ならではの遊び心に富んだ部屋にしたいと言い、間取りを見るのが趣味の“マドリスト”だけあって、すでに自分の理想をかなえるリノベプランを考えていた。

ところが、そんな靖子にまるふく工務店を推薦したのが、まるふく家の長男である玄之介の妻雪乃(中井さくら)と駆け落ちして結婚した次男の寅之介(落合モトキ)だと判明。住宅販売会社に勤める寅之介は、自分が靖子に中古マンションを販売し、リノベーションをまるふく工務店にあっせんしようと考えたのだ。

そんな寅之介のずうずうしいふるまいに、玄之介と小梅は開いた口がふさがらない。それでも早速、三男の竜之介(吉野北人)に図面を引いてもらうことに。しかし、靖子の希望をすべてかなえると予算は大きくオーバー。そこで、予算内におさまる2つのプランを提案すると、優柔不断な靖子は究極の2択に頭を抱えてしまう。

会社の利益のため一刻も早く契約にこぎつけたい寅之介は、靖子の希望をすべてかなえるために予算を増額したローン計画の変更を提案する。靖子の人生設計を無視した弟の強引なやり方に玄之介は違和感を覚える。

その頃、小梅が以前勤めていたリノベーション会社、グローバルステラDホームの有川(原田泰造)は、長年温めていたある計画を実行しようとしていた。それは、かつての上司だった福山家の家長の蔵之介(遠藤憲一)にも関わることだった。