ビジュアル系ロックバンドLUNA SEAが帰ってきた。ボーカルRYUICHI(52)が静脈瘤(微小血管病変)除去手術を受けるため、今年2月の全国ツアー大阪公演をもってグループ活動を一時休止していたが、26日、東京・日本武道館で行われたライブ「LUNA SEA 復活祭 -A NEW VOICE-」で約7カ月ぶりに復活。くしくもLUNA SEAが初めて日本武道館公演を開催した93年と全く同じ2daysの日程でのカムバックとなった。

ソロの河村隆一名義で、リハビリを兼ねて5月からライブを行ってきたRYUICHIの帰還により、ファン待望のグループ再始動。1曲目にアカペラで披露した「WISH」の曲間には、RYUICHIは「会いたかったよー!」と率直な思いをファンに向かってさけんだ。

その後のMCで、RYUICHIは総立ちの観客に向けて「今回はメンバーがね、復活祭と名付けてくれて。僕の声が復活するのを待ってくれてました。今日ここに集まってくれたみんなもずっと待ってくれていたと思います。今新しい声、ずっと変わらない思い、もちろん今あふれている新しい思いも含めて、今夜5人でLUNA SEAの思いをしっかりみんなに伝えたいと思います」と語りかけた。力強いRYUICHIの声の復活に会場からは大きな拍手が上がった。

ライブでは「ROSIER」など全18曲を披露し、約1万1000人のファンを魅了した。