女優の今泉佑唯(23)が突発性難聴と診断されたことが2日、明らかになった。9月8日から上演する舞台「最後の医者は桜を見上げて君を想う」(東京・CBGKシブゲキ!!)には、配役を変更して引き続き出演する。同作の公式サイトで発表された。

今泉は、夫が若くして末期の白血病を患ってしまった妊娠中の妻、浜山京子を演じる予定だった。サイトによると、重病患者の澤田茜役に変更となったという。先月病院で突発性難聴と診断され、出演見合わせの相談なども続けてきたが、「キャストの皆様やスタッフの皆様が、この状態でも舞台に出演できる環境や役柄を作ってくださり、また自身も降板したくない」という本人の気持ちもあり、配役変更に至ったという。

女優佐々木ありさ(22)が新たに浜山京子役で出演する。同作は累計発行50万部突破の二宮敦人氏の同名小説が原作。患者の死などを通じて、3人の医者の信念が語られていく医療ドラマだ。主演の細貝圭(37)はじめ山本涼介(27)鳥越裕貴(31)劇団4ドル50セント本西彩希帆(24)大串有希(25)らが出演する。岡村俊一氏が構成演出を担当し、久保田創が脚本を手掛ける。

今泉は昨年7月に第1子の出産を公表しており、同11月から女優復帰している。