女優石田ゆり子(52)の音楽活動プロジェクト「lily(リリー)」が、10月26日に初のミニアルバム「リトルソング」を発売することが5日、分かった。

役者活動をはじめ、最近ではインスタグラムなどでの自然体な姿から“奇跡の52歳”と呼ばれる石田は、昨年12月、大橋トリオのカバー「MAGIC」を配信し、「lily」として歌手デビュー。今回のミニアルバムも大橋がプロデュースし、同曲や「うたかた」「東京の空」などlilyが作詞したオリジナル曲も収録される。

lilyは「歌うこと、歌詞を書くこと。それが形になり、世の中に出ていくこと。私の人生にそんなことが起こるんだなあと、大げさかもしれませんが、なんだか夢を見ているような気持ちです」としつつ、歌への憧れはかねて持っていたといい「歌をやってみないかと言われたとき、心の奥にぽっと火がついたような気持ちになりました」。

初の作詞についても「難しくもありましたが、メロディーと言葉がぴたっとはまった時は、突然目の前の扉が開いたような気持ちになりました」と話した。

大橋のプロデュースについても「大橋トリオさんの音楽が大好きで車の中や家の中でずっと聞いてきたので、プロデュースをしていただけると聞いた時は、こんなご褒美が人生にはやってくるんだなあと幸せな気持ちでいっぱいでした」。透明感があり、落ち着いた歌声は、癒やしを与えると評判。11月3日には大橋の15周年公演(東京国際フォーラム)で初のライブ出演も決定し「何もかもが初めて尽くしで、ドキドキが止まりませんが、参加させていただくことになり、今から緊張で倒れそうです」とコメントしている。