NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の6日に放送された第107話の平均世帯視聴率が15・9%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・9%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)。

あらすじは、暢子の沖縄料理店「ちむどんどん」は、客が全く増えない。「このままだと矢作(井之脇海)さんへの給料が支払えない」と暢子は焦り、頭を抱える。そんなとき重子(鈴木保奈美)がお弁当を持って「ちむどんどん」を訪れて、勇気づける。

養豚場では、清恵(佐津川愛美)の過去が暴かれたことから、賢秀(竜星涼)と清恵が大げんか。賢秀は養豚場を去ることを決意。寛大(中原丈雄)に別れを告げるが、出て行ったのは清恵だった。清恵は再び水商売する。

一方、暢子は「ちむどんどん」を一旦、休業することを決意する。