松重豊(59)主演のテレビ東京系連続ドラマ「孤独のグルメ」の「Season10」が、10月7日(初回は深夜0時42分、2話以降は金曜深夜0時12分)から放送される。7日、同局から発表された。

2012年のスタートから10周年目に突入しており、テレ東グルメドラマシリーズの金字塔的存在に。営業先でふらりと食事どころに立ち寄る五郎さんこと輸入雑貨商・井之頭五郎役がすっかりハマリ役となった松重は「ウチは最初から『意気込み』なんてものが皆無なので続いたんじゃないでしょうか。10年やってもまだまだおいしいお店に出会えてます」と、節目の今回もゆる~く意気込んでいる。また、たくさんのグルメに囲まれて力強いまなざしで見つめる五郎さんの背後に「10」がそびえるポスタービジュアルも解禁された。

シリーズ10作目、10周年目、10月クールと「10」並びの新シリーズ。今回も、巨大な看板に導かれて訪れる大衆食堂、都内の高級住宅地で旅行気分、海外の食文化を堪能、さらには電光石火のごとく最速で決めたお店で豪華魚介料理に胃袋をつかまれるなど、五郎さんのおなかと心を満たす絶品グルメや飲食店が登場する。

松重は10作目の放送決定を聞いた際の心境について「節目だなぁ、と。『10』なのか『十』なのか『X』なのか。2ケタという数字の重さをかみしめてます」とコメント。意気込みについて「似たような番組がたくさん出ては消えたと伺いました。ウチは最初から『意気込み』なんてものが皆無なので続いたんじゃないでしょうか」と自然体で語っている。「目下撮影まっただ中、10年やってもまだまだおいしいお店に出会えてます。僕自身も外食が激減したので、このロケが何よりの楽しみです。そのお裾分けと言っちゃなんですが、どうぞご覧あそばせ」と、まずは自らの胃袋でドラマを楽しむ決意だ。

久住昌之氏が原作、谷口ジロー氏が作画の、シリーズ累計発行部数150万部を超える同名人気コミックをドラマ化。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事どころにふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描く。2012年1月、深夜にひっそりと放送がスタートしたが、食欲をそそる料理と松重の大胆で豪快な食べっぷり、「心の声」のナレーションが話題となり、視聴者の胃袋を襲う「飯テロ」のワードも浸透。昨年もSeason9が放送された。今回も意外なゲスト出演者を予定。同局は「『食欲の秋・秋の夜長』ぜひご賞味ください」と「飯テロ」を予告している。

▼小松幸敏プロデューサー 番組開始から10年目、Seasonとしても10作品、さらに10月クールと10ぞろいの今シリーズ。

放送日初回も10月7日からでラッキーセブンと縁起良くスタート!何かが起こりそうな気配がビシバシ伝わってきますがそこは「孤独のグルメ」いつもと変わらず、街に眠っているおいしいお店をスタッフ総出で探し当てるのみです。10年の節目に何か出来ないかと、少し画策をしていますが、まずは最終回まで松重さん含め監督スタッフと「完走、完食」し、一食でも多く視聴者の記憶に残る、行ってみたいと思うお店・グルメを届けられるように今年も胃袋の調子を整えて挑みます!秋の夜長のお供に、そして画策が実現するかは最終回までのお楽しみに。

追伸、挫折したらスミマセン。