日向坂46宮田愛萌(24)が7日、公式ブログを更新し、グループからの卒業を発表した。「私は日向坂46を卒業することにしました。時期ははっきりとは決まっておらずここでお伝えすることはできないのですが、遠くない未来に日向坂46を卒業することになります」と報告。「一番大きな理由としては、体調面です」と説明した。

宮田は「アイドルというのは案外ハードなお仕事です。もしかするとアスリートの方々並みに体力を必要とするかもしれません。そんな中で活動していくには、私の体は少し前からついていけなくなっていました」と告白。「ライブでは曲数を絞ったり、振り入れにみんなと同じように参加できなかったり、そんなことを繰り返していき、スタッフさんとお話して卒業を決めました」と明かした。

さらに「これ以上メンバーのみんなに迷惑をかけたくない、というのが正直な気持ちです」と吐露。「私が参加している楽曲だけど、出られなくて色々変更になってしまうこともありました。みんなは気にしないでって言ってくれるけれど、やっぱり迷惑だよなぁって思っちゃって」と振り返った。

その上で「もう少しアイドルでいたかったような気持ちもあるような、ないような。でもこのあと残りの期間で、この未練みたいな気持ちをすっきりさせていこうと思います」とつづった。

卒業後については「私には夢があります。たくさんの人に本の面白さをもっともっと知って欲しいという夢です。もっと本が身近になればいいのにってずっと思っています」と明かし、「結構アイドルとしてのアプローチはやってきたかなと思います。だから、今度は別の方向からのアプローチを考えてみてもいいのではないかなと思うのです」と記した。

ファンやメンバーらにメッセージを送り、感謝を伝えた。9月10日の愛知公演からスタートする日向坂46のツアーは欠席するという。

宮田は17年8月、けやき坂46(ひらがなけやき=現日向坂46)に二期生として加入した。20年11月から昨年3月まで、体調不良のため活動休止していた。