福山雅治(53)が12日、福岡市内のJR博多駅前広場で行われた主演映画「沈黙のパレード」(西谷弘監督、16日公開)ファンミーティングに柴咲コウ(41)とともに登場した。フジテレビ系ドラマから連なる「ガリレオ」シリーズ最新作。13年の前作映画「真夏の方程式」公開以来、9年ぶりとなる福岡での映画キャンペーンに集まった約7000人のファンに「帰ってきたばい、福岡!!」と博多弁で呼びかけた。

福山は柴咲とのユニット「KOH+」としてライブを行う可能性を示唆した。映画の主題歌「ヒトツボシ」も話題を呼んでいるが、柴咲がこの日のファンの熱気に「歌っておけば良かったですね」と口にしたという。福山は「可能性は0じゃない。ファンのツイートに僕が柴咲さんの曲、柴咲さんが僕の曲をカバーすれば、とあった。ディナーショーならありかな」。KOH+のライブは17年に東京ドームで開催された「KANPAI JAPAN LIVE」1度きりだが、柴咲も「キャラクターを愛してくださる方がいて新たな作品ができた。歌の方もできるといい」と語った。

◆「沈黙のパレード」 帝都大教授の湯川学(福山)の元に、警視庁捜査一課の刑事内海薫(柴咲)が相談に訪れる。数年前に行方不明になった女子学生が、遺体となって発見。容疑者は、湯川の親友で内海の先輩の草薙俊平(北村一輝)が、かつて担当した少女殺害事件で完全黙秘を貫き、無罪となった蓮沼寛一(村上淳)。蓮沼は再び完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され女子学生の住んでいた町に戻ったが、夏祭りのパレード当日に殺害。女子学生を愛していた家族、仲間、恋人…全員に動機とともにアリバイがあった。