橋本愛主演の日本テレビ系ドラマ「家庭教師のトラコ」(水曜午後10時)最終話が21日、放送され、平均世帯視聴率が4・7%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・6%だった。

第1話は平均世帯7・5%、個人4・3%、第2話は平均世帯7・0%、個人4・3%、第3話は世帯平均が5・4%、個人3・1%、第4話は世帯平均5・6%、個人2・9%、第5話は世帯平均5・0%、個人2・7%、第6話は世帯平均6・1%、個人3・6%、第7話は世帯平均5・5%、個人3・0%、第8話は世帯平均5・4%、個人3・0%、第9話は世帯平均5・8%、個人%3・1%と推移していた。

11年放送の同局「家政婦のミタ」などで知られる遊川和彦氏のオリジナル脚本で、橋本は「同期のサクラ」(19年)、「35歳の少女」(20年)に続く3作目の同氏の作品出演となる。謎多き家庭教師・トラコ(橋本)が、異なる事情を抱えた3組の親子を成長に導くヒューマンドラマ。橋本演じる伝説の家庭教師・根津寅子は、高卒でコスプレが趣味で無愛想…保護者とのやりとりは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)にすべて任せきり。しかし、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。

最終話では、トラコは3人の子どもたちが突然「受験をやめたい」と気が変わったことに大慌て。知恵(加藤柚凪)は模擬面接を完璧にこなし、明日の試験に向けて準備万全にもかかわらず、もし落ちたらパパとママがガッカリする…と想像して怖くなったという。

これまではむちゃなやり方で鮮やかに解決していたトラコだが、今はなんとしても知恵に受験してほしいという思いからどうしても顔色をうかがってしまい、うまく説得できない。以前なら福多がいてくれたから思い切ったことができた…とトラコが言うと、真希(美村里江)と朔太郎(細田善彦)は今すぐ福多に連絡しろとせき立てる。

しかし、福多とはもう1カ月も話していないし、確か今月結婚式を挙げるはず…。気まずい思いを抱えながらも福多に電話をかけたトラコは、福多から「失敗を恐れるな」と背中を押され、あることを思いつき-。