竹内涼真が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9時)の最終回となる第13話が29日に放送され、平均世帯視聴率が10・7%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・2%だった。前週は世帯が9・9%、個人が5・9%だった。

自身を絶望の淵に追いやった巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に報復を誓った宮部新(竹内)が、六本木に居酒屋「二代目みやべ」を開店、店のスタッフと共に飲食業界のトップを目指す物語。韓国で大ブームとなり日本でも話題を呼んだ「梨泰院クラス」のリメーク作品。

第13話は…。

意識不明で病院に運ばれた新だったが、やがて意識を回復。そのニュースを目にした長屋龍河(早乙女太一)は父親の茂に電話をかけた。麻宮葵(平手友梨奈)と長屋龍二(鈴鹿央士)の居場所を伝えた上で、「僕から最後に、父さんにプレゼントを贈るよ」と告げた。

一方、龍河からメールを受け取った新は、涙ながらに訴える楠木優香(新木優子)の制止を振り切り、体を引きずりながら内山亮太(中尾明慶)と共に茂のもとへ向かう。龍二たちの居場所を聞く新に、この期に及んで茂は「この私に、土下座できるか?」と言い放った。

その頃、倉庫内に閉じ込められていた葵と龍二は、何とか逃げ出すことに成功。だが、追ってきた龍河と木野(松田賢二)らに追い詰められる。