NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の29日に放送された第124話の平均世帯視聴率が16・2%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第116話の17・6%だった。平均個人視聴率は9・1%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子の新しい店「やんばるちむどんどん」の開店前日、看板メニューの特製麺の納品が来ない、という騒動に見舞われ、一同は途方に暮れる。だが、暢子は、良子(川口春奈)や歌子(上白石萌歌)、沖縄やんばるのみんなの協力を得て自分たちで麺を作ることで乗り切ろうとする。迎えた開店初日。店には3姉妹にとってそれぞれに懐かしい人々がやってくる。

だが、歌子の体調に異変が起きる。3日間、熱が下がらず意識ももうろうとする。