公開中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(東京・TBS赤坂ACTシアター)で、トリプルキャストでハリー・ポッター役を務める藤原竜也(40)が30日、出演最終日を迎え、コメントを発表した。

藤原は「稽古から長い道のりでしたが今振り返ると一瞬でもあり、カンパニー全員に支えられてここまで乗り越えられたかなと思います。なによりもコロナ禍でいろいろ大変な状況の中で、お客様がこれだけ作品を支持してくださったというのが大きかったです。僕たちは1ステージ1ステージを精いっぱい演じるだけなので、これからも『ハリー・ポッターと呪いの子』を1人でも多くの方に楽しんでいただけるよう、上演が続くことを願っています」。

ハリー役は、藤原と石丸幹二、向井理のトリプルキャスト。

同舞台は「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。16年7月の英ロンドンでの初演以降、米ニューヨーク、オーストラリア・メルボルン、サンフランシスコ、ドイツ・ハンブルク、カナダ・トロントの6都市で上演され、東京が7都市目。6月16日にプレビュー公演が開幕し、7月8日の本公演開幕から約2カ月で総観客数10万人を突破した。