NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の5日に放送された第2話の平均世帯視聴率が15・2%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・6%だった。第1話の平均世帯視聴率は16・3%(関東地区)だった。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、逃げたウサギを探すために走り回った舞(浅田芭路)は熱を出してしまい、浩太(高橋克典)とめぐみ(永作博美)は病院へ連れていく。そこで医師から環境をかえることを勧められる。窓越しに舞と話せる貴司(齋藤絢永)は、久留美(大野さき)からの手紙を紙飛行機にして舞に渡し励ます。舞の病状にめぐみは心身が疲れ果てていた。それを気遣う浩太は、舞をめぐみの母・祥子(高畑淳子)のもとへ連れていくことを提案する。祥子とは長年顔を会わせていないめぐみは、考え込む。そして帰ってもいいかと祥子に電話をする。