デヴィ夫人(82)が4日、インスタグラムを更新。1日に79歳で亡くなったアントニオ猪木さんを悼んだ。猪木さんは、師匠の力道山のルーツがある北朝鮮に33回、訪問していたが、デヴィ夫人も北朝鮮に縁があり、同国でも猪木さんと対面したと明かした。

「元プロレスラーで参議院議員も務めたアントニオ猪木さんが心不全のため、都内のご自宅で亡くなられました。79歳でした。猪木さんとは北朝鮮への来訪でご縁がございました。猪木さんの師匠、力道山のご出身地だったことから北朝鮮に興味を持った猪木さんは、1994年3月に初訪朝。以来、訪問は33回を数えました。日朝間のスポーツ交流を夢見て、拉致問題や南北統一など、北朝鮮が対外的に抱える問題の解決にも積極的に取り組んでいたそうです」

「私の訪朝理由ですが、1965年4月、金日成主席が若き金正日氏を伴ってインドネシアを公式訪問された際、スカルノ大統領がボゴールにある世界最大の熱帯植物園において新種の蘭を『金日成花』と名付けて差し上げました。その関係で、私は『金日成花・金正日花普及後援会』の名誉会長をしております。以来、何度も北朝鮮を訪問しています。猪木さんとは北朝鮮でも数回お会いし、また猪木さんの営む六本木の小さなクラブでも数回お目にかかりました」

デヴィ夫人は

「本当に気さくな方でお話が弾んで楽しかったことを思い出します。また時代を象徴する方が1人逝ってしまわれました。とても寂しく思います。猪木さんのご冥福を心よりお祈りいたします」

と猪木さんの死を惜しんだ。