韓国発のガールズグループ、Rocket Punchが5日、都内で日本初のフルアルバム「ドキドキLOVE」発売記念イベントを行った。

韓国出身のヨンヒ(21)ユンギョン(20)スユン(21)ソヒ(19)ダヒョン(17)の5人と元AKB48のジュリ(25、高橋朱里)の6人で19年にデビュー。待望の日本初アルバムには新曲のほか、初のバラード曲「Wonderland」などを収録。イベント前の取材では表題曲の「ドキドキLOVE」を生披露した。

撮影やレコーディングは今夏に来日していた際などに主に日本で行ったといいリーダーのヨンヒは「(ドキドキLOVEは)すごくいい曲だなと思いました。日本の新しいバージョンで一生懸命練習しました」と日本語であいさつ。現役女子高生のダヒョンも「今回は韓国でのコンセプトと違ってかわいく撮ったので、新鮮な感じがしました。スタッフさんも全部日本語で話していて、言葉の勉強にもなりました」と笑顔で振り返った。

唯一の日本人メンバーのジュリは「(ドキドキLOVEは)ハートがたくさんですごくストレートな恋心をつづった歌詞です。もっと成長した私たちがみられるアルバムになったんじゃないかなと思います」と自信を込めた。

メンバーは普段は韓国で共同生活を送っており、毎回、作品のプロモーションなどで来日することを心待ちにしているという。今回もお気に入りとしているドンキホーテのほか、渋谷なども観光したといい、ヨンヒは「韓国で日本の(ラーメン屋の)一蘭と油そばが流行ってます。ユンギョンと渋谷に行って油そばを食べました。すごくおいしかったです」と明かした。

他のメンバーも日本の食べ物を堪能したようで、ソヒは「じゃかりことお団子も食べました」。スユンは「ビアードパパのシュークリームを食べました。本当においしくて感動しました。あとはカラオケに行きたいです。食べ物が韓国ではあんまり出ないので、カラオケで食事がしてみたい」と声を弾ませた。

Rocket Punchはコロナ禍の影響で来日が延期されていたが、今年6月についに日本のファンの前で初パフォーマンスを披露。今回は8月発売の日本デビューシングル「Bubble Up!」に続くアルバムのリリースとなっており、勢いを増して日本での活動にも力を入れていく。