サッカー4級審判員の資格を持つ女優加藤理恵(37)が、音声付きデジタル写真集「Down The Rabbit Hole」を11日、発売した。

“不思議の国に迷い込んだカトリエ”をコンセプトに、昨年12月から撮影を始め、約1000枚の写真の中から厳選した全192ページに及ぶ大作(撮影・和田浩、税込み2750円)。

加藤は「写真に新たな楽しみ方を加えたかったんです。呼吸とか息とか…。さすがに192ページ全部に声が入っていたら大変ですので、1シチュエーション15~20枚に1ボイスです」と説明する。

女優として活動する一方で、演出家デビューも予定されている。子どもたちの演技指導をする中で、知人を介して演出の依頼がきた。宿り木プロデュース公演vol.1「あi」(10月18~23日、新宿シアターブラッツ)で、出演することなく“裏方”として演出に挑戦する。

加藤は「稽古の前にいろいろ準備をし、終わった後にも振り返ったり翌日の準備とか、稽古場には最初から最後までいなきゃいけないし大変です。俳優は自分の出番の時間に行けば良かったけど、そうじゃないから。でも、勉強になるし、自分に向いているなと思いました」と話している。

女優としては、RCC中国放送の連続サウナドラマ「サウナぼっち。私とサウナと熱波師と」に出演中だ。