岡田将生が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9時)の第2話が27日に放送され、平均世帯視聴率が11・1%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・0%だった。前週は世帯が11・9%、個人が6・6%だった。

フリーランスの看護師「トラベルナース」として天乃総合メディカルセンターで働く那須田歩(岡田)が九鬼静(中井貴一)とコンビを組んで医療現場を“患者ファースト”に改革していくストーリー。歩はプライドが高い“生意気ナース”で、九鬼は謎の多い“うそつきナース”と個性が際立っている。脚本は同局の人気連ドラシリーズ「ドクターX」シリーズの中園ミホさん。

第2話では…。

歩が、とある店で1人ランチをしていると、同じく1人客の女性・二階堂日向子(キムラ緑子)が脳梗塞で倒れた!

歩の適切な判断のおかげで一命を取り留めたが、後遺症で会話も食事もできなくなった二階堂は、搬送先の「天乃総合メディカルセンター」にそのまま入院した。歩と静が担当看護師となり、リハビリのサポートに着手。ところが、なぜか静はいきなり、少しずつ口から食べられるようトレーニングしようと提案する。早急だと判断した歩は猛反対するが、静は「やはりあなたは何も分かっていないばかナースです」と言い捨て、嚥下(えんげ)トレーニングの準備を始めた。

時を同じくして病院に、政財界の大物のオペを多数成功させてきたスーパードクターの神野博道(六角精児)が着任する。しかも、院長・天乃隆之介(松平健)から“病院のシンボル”として迎えられた神野はわが物顔。初日から堂々と、自らのやり方や都合を貫く。

その矢先のこと。なんと二階堂が病院の大スポンサーである資産家だと判明した。経営第一主義の天乃院長はすぐさま、二階堂の秘書・日下部二郎(手塚とおる)に“リスクのない治療”を約束し、胃に管を通して栄養を摂取する「胃ろう」のオペを担当医・郡司真都(菜々緒)に命じる。ところが、二階堂がVIP患者だと知った神野が、オペを横取りした。

そんな中、静が嚥下トレーニングを強行。あろうことか、二階堂が誤嚥(ごえん)を起こしてしまった。