Kis-My-Ft2玉森裕太主演の日本テレビ系連続ドラマ「祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~」(土曜午後10時)の第5話が5日、放送され、平均世帯視聴率が6・0%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・3%だった。

第1話は世帯平均6・6%、個人3・7%、第2話は世帯平均6・5%、個人3・6%、第3話は世帯平均6・9%、個人4・1%、第4話は世帯平均6・6%、個人3・6%となっている。

ドラマは現役医師で作家の知念実希人氏のシリーズ累計18万部突破のベストセラー小説が原作。玉森演じる研修医の諏訪野良太が、人の顔色を読み、カルテも読み解くことでワケありの患者たちと真摯(しんし)に向き合い、“心の謎”を解き明かしていく心温まるミステリーとなっている。

第5話では、初期研修11か月目、循環器内科で研修を受ける諏訪野(玉森裕太)とみどり(池田エライザ)は、指導医・上林晃太郎(高橋努)に連れられてVIPばかりが入院している特別病棟の最上階にやって来る。上林から「この患者さんが入院しているのは絶対に口外しないこと」と念を押され、神妙になる諏訪野とみどり。病室に入ると、ベッドの上にいたのは女優の愛原絵理(成海璃子)だった。

絵理の病名は特発性拡張型心筋症。心機能がかなり低下し、補助人工心臓装置につながれているためベッドから動けない。上林が諏訪野とみどりを担当医として紹介すると、マネジャーの横溝美沙は「研修医って見習いですよね?」と不満を口にするが、当の絵理は「どうせここはアメリカに行くまでの待機場所だし」と無関心。「日本じゃ、私の病気、治せないでしょ」と言い放つ絵理は、アメリカでの心臓移植を希望しているのだ。絵理の本名が「四十住絵理」だと知ったみどりは、同じ名字の沙智(豊嶋花)の顔を思い浮かべる。

「ご家族に連絡は?」とみどりが聞くと、横溝は、入院していることがマスコミにバレないよう万全を期して家族にも連絡していないという。絵理は「とにかく私がここに入院していることは、絶対に誰にも言わないで」と言い…。