女優清原果耶(20)主演で放送中の日本テレビ系連続ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」(日曜午後10時半)の第5話が13日、放送され、次の20日放送回から連続ドラマ史上初の同一主人公による新ドラマとして再スタートすることが明かされた。

タイトルは「invert 城塚翡翠 倒叙集」で、清原演じる翡翠と小芝風花演じる千和崎真が写った新しいポスタービジュアルも公開された。人気イラストレーター、遠田志帆氏が描いた原作小説の表紙をオマージュしたものとなっており、翡翠と真が原作の装画から抜け出したような構図となっている。

ドラマは相沢沙呼氏の大ヒット小説が原作で、霊が視える能力を持つヒロインが、死者のヒントを頼りに「霊媒探偵」として難解な事件と向き合うミステリー作品。この日の第5話が最終話となり、物語はいったん終了。事件の犯人が分からない状態で翡翠らの推理劇が繰り広げられていたが、次回以降はその正体が明かされた犯人目線で翡翠らの推理劇を楽しむ“反転状態”の新たな第1話が始まるという。

新ドラマでは、これまでとは違った事件を1話完結で届ける。13日の最終話の放送を終えた清原は「全ての伏線が回収される最終話は、原作を読んでいても台本を見て『うそでしょ?』と声が出てしまうほどの衝撃でした。セリフ量も多く、『これは大変だ…!』とおびえながら臨みましたが、どうにか演じ切ることができてホッとしています」と撮影を振り返った。

新たに始まる新ドラマについては「楽しみにしているのは翡翠と真ちゃんが2人の砕けた会話をする日常のシーンです」とし「とてもパワーの必要なお芝居が多い作品なので、2人のシーンではココアでも飲みながら癒されたいなと思っています!」とコメントした。

また、清原演じる翡翠のアシスタント、千和崎真役を務める小芝風花(25)もコメントを寄せ「最終話は台本を読みながら、原作を知らない視聴者の方たちはどんなリアクションをしてくれるかな?とワクワクしていました。たとえ内容を知っていてもだまされてしまうくらい、何度見ても楽しめる良さがこの作品にはあるので、皆さんに楽しんでいただけていたらうれしいです」とつづった。新ドラマについては清原同様に2人のかけ合いシーンを注目ポイントに挙げ「翡翠と真、2人のシーンも増えてきます。事件に関わっている時と、普段に戻った時とのギャップがかわいい2人なので、ぜひ楽しみにしていてください!」とした。

日本テレビによると、20日放送の新ドラマ第1回ゲストとして伊藤淳史が出演するという。