21日夜に緊急搬送されていたお笑いタレント萩本欽一(81)が23日、自身のYouTubeチャンネル「(萩本欽一)欽ちゃん80歳の挑戦!」の生配信で仕事復帰した。

萩本は「ちょっとひっくり返った萩本欽一です」と笑顔で登場。「ちょっと危ないなと思ったら、ポソッといっちゃった。救急車が来た時、しゃべれるようになった。『忙しいのにすみません』と言ったら『こんな時は呼んでください。隊員みんな、心配してますよ』と言われた時は涙が出た。そして『好きな時に帰っていいですよ』と言われたの」と振り返った。

そしてフォロワーから寄せられたコメントを次々と読み上げた。「これはあんまり読みたくないけど『日本の宝』とか書いてある」と笑った。21日は脱水症状の手前と診断されたため、コメントも「水飲んで」と多く寄せられ、コップの水を飲みながら話した。

そして「酔っぱらって帰ってきた夫に『そう来たか』と言った妻 その後の夫は?」とお題を出して、フォロワーの答えを読み上げた。高校3年生の「パンダ君」から答えが寄せられると「この番組、高校生は3人しかみてないからね。高校生は大事にするよ。でも、友達にこの番組のことは言わなくていいよ。限定5人だから」と笑った。

その後、以前も脱水症状で緊急搬送された経験があることを明かした。「先生がやって来て『欽ちゃん水だよ。あと2時間で死んでたよ』と言われた」と話して、コップの水を飲んだ。

最後にサッカーワールドカップ(W杯)の日本-ドイツ戦について「接戦になると思う。あんまりいいことばっかり言ってもダメ。運を引くために言っておく。『危ないよ!』。俺、審判にイエローカード出したい。インチキの芝居にだまされてるから。日本のチームはそういうことをしなから。じゃあ、みんなで応援しようよ。運が来るといいね」。最後にYouTubeの新しいタイトルを「欽ちゃんのなすがままに」と発表して番組を終えた。

萩本は21日午後9時から生配信を実施。1時間ほど経過したところで「ちょっとね、今日はこれでおしまい。なぜかというと、急に目の前がフワッーとしてきた。また病院に行かなきゃ」と突然、体調不良を訴えた。

その後ストローで水を飲みながら、フォロワーのコメントをふたつ読んだが、再び「俺、これ以上、番組続けると危ないよ」と撮影スタッフに訴えて「それじゃあね」と午後10時7分過ぎに配信を打ち切っていた。

その後、午後10時30分頃に救急車で病院に運ばれた。診察、治療を受けて「脱水症状の手前」と診断され、深夜2時過ぎに帰宅した。