女優柳ゆり菜(28)が24日、都内で行われた映画「散歩時間~その日を待ちながら」(戸田彬宏監督、12月9日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇し、主演前原滉(30)ら男性陣に痛烈な“ダメ出し”を行った。

撮影では、男性キャストの間で盛んにアドリブが行われたという。「柳さん、台本にないシーンで困っていましたよね」と話題を振られると「困ったんじゃなくてキレたんだよ」と苦笑いでぶっちゃけトーク。「見ていただけたら、ここで柳が怒ったなと分かるシーンがある」とし「何が起こるか分からなくてヒヤヒヤしてました。失礼な話だよね。アドリブってダメだよね」とまくし立てて笑わせた。

作品は、コロナ禍を背景に、しし座流星群の日に集まったバイト仲間たちの群像劇。

柳は「この映画が公開される時に、世界のコロナの状況がどうなっているのか話し合いながら撮った。何年後かに見た時に、この時を経験できたからこそ共感できるものが詰まっている。自分の気持ちと重ねて見ていただけたら」。前原も「僕自身ネガティブなこともあったが、コロナ禍になったことで出会えた人や手に入れられたものもたくさんある。そんなプラスの部分がちりばめられています」と話した。