米歌手ジャスティン・ビーバーの妻でモデルのヘイリー・ビーバー(26)が29日、リンゴ大の卵巣のう腫があることをインスタグラムで公表した。

セーターをまくって少し膨らんだ腹部に「赤ちゃんじゃない」とコメントを記した写真をストーリーにアップしたヘイリーは、「卵巣にリンゴほどの大きさののう胞がある。子宮内膜症でも多嚢胞(のうほう)性卵巣でもないけど、何度か卵巣嚢胞になったことがあり、決して楽しいものじゃない」と告白。痛みや吐き気、腹部の張り、けいれんなどがあり、感情的になると明かした。

自分と同じような症状を抱える多くの人たちなら共感し、理解してくれると思うと述べるヘイリーは、「私たちなら乗り越えられる」と前向きなメッセージをつづっている。ヘイリーはこれまで何度か妊娠説が浮上しており、うわさを否定せざるを得なくなったのはこれが初めてではない。

ヘイリーは今年3月に脳卒中のような症状を訴え救急搬送されており、自身の健康問題を公表するのは今年に入ってこれで2度目となる。

5月にSNSに投稿した動画で、肩から指先にかけてしびれとまひを感じたことなどを告白し、一過性脳虚血発作と診断され、その後の検査で心臓に小さな穴があいていることが発覚してふさぐ手術を受けたことを公表していた。

夫のジャスティンもここ数年はライム病と闘っており、今夏にはウイルスが原因で顔の神経がまひするラムゼイ・ハント症候群を患っていることを公表している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)