俳優ユースケ・サンタマリア(51)がこのほど、出演するミュージカル「おとこたち」のオンライン取材会に臨み、仮病から手術に至ったエピソードを明かした。

4人の「おとこたち」が22歳から85歳になるまでの、人生に起こる、さまざまな重たい問題を描く同作。自身の「散々だったけど笑ってしまうこと」を問われると、仮病の常習犯だった中学時代を振り返った。

「下っ腹が刺すように痛い」と話すと、保健室の先生に救急車を呼ばれ、盲腸の手術に至ったという。「なんともないのに盲腸切ったんですよ。俺、何やってんだろうと思った」と笑って明かした。

演出家・岩井秀人氏(48)が脚本を務める同作。14年に岩井が主宰する劇団、ハイバイで初演され、16年に再演。本公演では音楽家の前野健太氏(43)とタッグを組み、ミュージカルとして公演される。

ユースケは、過去に演じた岩井の脚本が「すごく印象に残る舞台だった」と話し「彼の脚本は大体本当にあった話。自分に起こったこととか人から聞いてすごいと思ったことしか本にできない。そういうところが好きです」と語った。

公演は23年に予定されており、東京(3月12日~4月2日=PARCO劇場)、大阪(4月8、9日=森ノ宮ピロティホール)、福岡(4月1、16日=キャナルシティ劇場)の3都市で予定されている。

大阪の観客についての印象をユースケは「大阪から始まる(公演)だと、みんな勘違いするんです。あまりに反応が良いんで。大阪の方の、反応の良さはやってて気持ち良い。逆に受けなかった時は本当にダメだったんだなって思う」と印象を話した。

ほか、藤井隆(50)、吉原光夫(44)、大原櫻子(26)、川上友里(42)、橋本さとし(56)も出演する。