歌手ジャスティン・ビーバー(28)が実業家のマイカ・クラバルホ氏と共同で設立した持続可能な飲料水を提供する「ジェネロシティ・ウオーター」が、サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で150の給水所を設置していることが分かった。

米CBSニュースによると、2人はボトル入り飲料水ブランドのジェネロシティを、世界中で詰め替え可能な高品質のアルカリ水を提供するウオーターテクノロジー企業へと進化させたといい、使い捨てプラスチックの使用を減らすことも目的としている。ビーバーは、「世界中で安全でおいしい水にアクセスできるようにしたい。プラスチックの過剰使用は私たちを傷つけている。もっと持続可能である必要がある」と語っている。

ビーバーは最近、カタールを訪れ、同国の首長の妹シェイカ・アル=マヤッサさんとも面会し、世界中から人々が集まるW杯を通じて持続可能な未来の提唱を行うことについて話し合ったという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)