米女優ジュリア・ロバーツ(55)が、米国の芸術分野で多大な功績を残した人々に贈られるケネディ・センター名誉賞を受賞した俳優ジョージ・クルーニー(61)をユニークな方法で祝福した。

2人は米ヒット映画「オーシャンズ」シリーズや先月公開された「チケット・トゥ・パラダイス」でも元夫婦役で共演している旧知の仲。4日にワシントンDCで行われた授賞式に親友を祝福するため駆け付けたロバーツは、クルーニーの顔写真が全面にちりばめられたブラックのドレスでレッドカーペットに登場した。

94年から09年にかけて放送されたクルーニーの出世作となったドラマ「ER救急救命室」での若き日のクルーニーや2人のツーショット、映画「シリアナ」(05年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した際の写真など、これまでのクルーニーの功績が分かる写真が全身にプリントされていた。このドレスを手がけたのは、「モスキーノ」のクリエーティブディレクターを務めるジェレミー・スコット氏で、ロバーツのスタイリストを務めるエリザベス・スチュワートさんがドレスを着たロバーツの写真を自身のインスタグラムで公開している。

今年のケネディ・センター名誉賞は、クルーニーのほかアイルランドのロックバンドU2や歌手エイミー・グラントら4人の個人とグループが受賞。クルーニーは真っ赤なドレスを着用したアマル夫人と一緒にレッドカーペットに登場していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)