岡田将生が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9時)の最終話が8日に放送され、平均世帯視聴率が12・9%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

平均個人視聴率は7・1%だった。前週は世帯が12・6%、個人が7・1%だった。

フリーランスの看護師「トラベルナース」として天乃総合メディカルセンターで働く那須田歩(岡田)が九鬼静(中井貴一)とコンビを組んで医療現場を“患者ファースト”に改革していくストーリー。歩はプライドの高い“生意気ナース”で、九鬼は謎の多い“うそつきナース”。脚本は同局の人気連ドラシリーズ「ドクターX」シリーズの中園ミホさん。

◆最終話のあらすじ

契約ナースとして「天乃総合メディカルセンター」で働き始めて以来、ことあるごとに衝突しながらも固い絆を育んできたトラベルナース・歩とスーパーナース・静。2人の契約満了日が2週間後に迫る中、歩の目の前で静が急性心不全を起こして倒れた。幸いにも、歩と外科医・郡司真都(菜々緒)の適切な処置が功を奏し、静は一命を取り留めることに。

ところが検査結果が出るや、歩はがくぜんとする。あろうことか心不全の原因が、遺伝子異常で突然死を起こすこともあるマルファン症候群である疑いが浮上する。しかも、病状はひどく悪化しており、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていた。