女優北川景子(36)が9日、都内で、映画「ラーゲリより愛を込めて」(瀬々敬久監督)の初日舞台あいさつに出席し、人気アニメキャラクターを意識して撮影に臨んだことを明かした。

シベリア抑留を題材にした同作で、主演二宮和也が演じた実在の人物、山本幡男(やまもと・はたお)の妻モジミ役を演じた。撮影初日に瀬々監督から「サザエさんみたいにやって」と言われたといい「難しいなと思いながらやりました」と試行錯誤しながらの挑戦。捕虜となった幡男との再会を信じて待ち、女手一つで4人の子どもを育てる役で「良妻賢母というか、家族や子どもたちに心配させないようにと。みなさんが明るくなれるようにと思ってやりました」と振り返った。

ほか二宮、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々監督らが登壇。