昨年8月に82歳で死去した俳優千葉真一さんと、17年に亡くなった野際陽子さんの長女で女優真瀬樹里(47)が15日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金午後1時)に出演。亡き両親との思い出を語った。

今年8月、コロナ禍で延期になっていた千葉さんをしのぶ会を一周忌に開催。真瀬は「今は少しホッとしています」。まだまだ遺品整理も出来ていないと話し「母の物も整理できていないので」と明かした。

最後に会ったのは「去年、私はお正月が誕生日なので、1日に父の家に行って。俳優さんもいらっしゃってご飯を食べてというのが最後ですね。電話ではたまに話をしてという感じでした」と話した。

千葉さんは新型コロナウイルス感染による肺炎で死去した。千葉さんが新型コロナに感染したことは聞いていたといい「コロナになったことは聞いていたんですけど、次がその(亡くなった)連絡だったので。入院しても会いに行けなかったですし、全然乗り越えてくれるタイプだと思っていたので、ちょっと信じられない思いでした」と心境を語った。

17年に野際さんが亡くなった際には千葉さんが気にかけてくれたといい「連絡をくれて。それ以降は普通に戻ったというか、電話する感じだったんですけど」と明かし、「自粛中に『会いに来いよ』とか話もしたんですけど、ご時世のタイミングで会えずに」と残念がった。

この日は、千葉さんからの贈り物という、ネックレスを持参。「高校生の時にもらった、ダイヤモンドのハートのネックレス。たぶん本物だと思います」と笑った。

続けて真瀬は「父の作品をもう1本見たかった。撮りたいと言っていたので、監督としての作品を見たかった」と話した。