劇団EXILE町田啓太(32)と女優玄理(ひょんり=36)が25日、結婚したことを所属事務所を通じて発表した。関係者によるとこの日、婚姻届を提出したといい、クリスマスのゴールインとなった。

2人は、直筆の署名を入れた文書で「いつも温かく応援してくださる皆様、お世話になっております関係各所の皆様、改めまして心から日頃の感謝を申し上げます。本当にありがとうございます」と書き出し、「突然ではございますが、私共、町田啓太と玄理は結婚したことをご報告いたします」と記した。双方の事務所によると、現時点で挙式、披露宴の予定は決まっていない。

2人は17年の町田主演映画「終着の場所」で初めて共演し、18年にもNHKドラマ「女子的生活」で共演している。関係者によると「終着の場所」の共演で出会い、交際期間約5年だという。

2人は文書で「映画で共演してから、互いを応援し合える心強いパートナーとして日々を過ごすようになり、結婚を前提にお付き合いをして参りました」と交際の経緯をつづった。

そして「今後は二人で協力し合い、より良い未来を築けるよう、そしてより善い人間、良い俳優になれるよう精進して参ります。書面でのご報告となり大変申し訳ありませんが、引き続きご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。最後になりましたら、皆様のご健康をご多幸を心よりお祈りしております」とした。

2人の交際は9月、一部で報じられていた。町田は今年、2~3月放送のテレビ東京系「ダメな男じゃダメですか?」、7月期のフジテレビ系「テッパチ!」で立て続けに連続ドラマ主演をするなど俳優として活躍中。玄理は韓国籍で、14年の映画「水の声を聞く」で主演。ほか20年「スパイの妻」、21年「偶然と想像」など数々の映画に出演。ドラマも今年10月期のTBS系「アトムの童」などに数多く出演している。日本語、英語、韓国語を話せることでも知られる。

町田はこの日、会員向けのモバイルサイトでもファンらに向けて結婚を報告。玄理について「俳優としての勤勉な姿や常に挑戦していく姿に感銘を受けました」とし、人柄に惹かれ心強いパートーナーになったなどとつづった。そして今後も「俳優としても皆さまをさらに素晴らしい世界にご招待できるよう励んで参ります」と決意を記した。

 

◆町田啓太(まちだ・けいた)1990年(平2)7月4日、群馬県生まれ。10年に劇団EXILEオーディションに合格し、12年から俳優業に専念。NHK連続テレビ小説「花子とアン」やNHK大河ドラマ「西郷どん」「青天を衝け」、TBS系「中学聖日記」、フジテレビ系「SUPER RICH」、映画も「きみの瞳が問いかけている」、6月公開予定の「太陽とボレロ」など出演多数。19年に写真集「BASIC」発売。特技はダンス、剣道、野球など。183センチ。血液型O。

 

◆玄理(ヒョンリ) 1986年(昭61)12月18日生まれ、東京都出身。韓国人の両親のもとに生まれる。イギリスや韓国への留学を経験し、日本語、英語、韓国語を話す。映像作品への出演多数で、映画は20年「スパイの妻」、21年「偶然と想像」、ドラマは13年NHK大河ドラマ「八重の桜」21年日本テレビ系「君と世界の終わる日に」22年TBS系日曜劇場「アトムの童」などに出演。168センチ。血液型B。