「第73回NHK紅白歌合戦」が12月31日、東京・NHKホールで行われた。初出場のなにわ男子は、デビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」を歌唱。スマイル輝くフレッシュなステージを披露した。

トップバッターのSixTONESや、Snow Manも躍動。ジャニーズの若手グループが、番組前半を華やかに彩った。

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歌唱前にリーダー大橋和也(25)が「めちゃくちゃすごいアーティストの方々と、日本中、世界中、宇宙中の皆さんに笑顔を届けたいです!」と意気込み、メンバーたちも笑顔でうなずいた。司会の大泉洋(49)から「大事な日なのに大橋くん、遅刻したんですよね」と暴露されると「言わんといてください!」と叫び、笑いを誘っていた。

なにわ男子の生放送中には、視聴者の公式ツイッターへの「いいね」や「リツイート」、リモコンの「決定ボタン」の数に応じて演出が豪華になっていく企画を実施。最終的には計100万回を超えた。大量の銀テープが舞い、カラフルなLEDライトが点灯する中、7人はほっぺたを指さすポーズを決め、「ありがとうございました!」とキラキラスマイルで締めた。

出番を終えた道枝駿佑(20)は「めちゃくちゃ楽しかったです!」と笑顔。藤原丈一郎(26)は「櫻井(翔)くんから『なにわ男子がんばってね』という紹介をしてもらって始まって、緊張もしたけど最高の瞬間でした」と感謝した。

また、サッカー好きの最年少、長尾謙杜(20)は「皆さんと一緒にパフォーマンスを作れて最高のステージができました」と振り返り、「ワールドカップ見ていたので、森保(一)監督にお会いできて幸せでした。いい年を迎えられそうです」と笑った。2年連続出場したいか聞かれ、全員で「もちろんです!」と即答した。21年11月にデビューした新星が、さらなる飛躍の2023年を迎える。【横山慧】

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